都政わいわい勉強会 in 中野・新宿・渋谷

ディスカッション(一般質問)

会場参加者の方からの質問を受け付けました。

ここからは質問内容については事前の打ち合わせなしのディスカッションです。

会場1

西沢さんにお聞きしたい。前回の都議選で「小児病棟廃止をやめる」「築地移転に反対」とおっしゃっていた。期待していたが、議会が始まったらすぐに賛成され

 

会場より他の声

吉田君もじゃないか

 

会場1:

そうですね。どうしてそういう状況になったのか。今日ここでお話しされていること(公約)を守っていただけるのかお聞きしたい。

 

西沢さん

小児病棟について、確かに都議会民主党の政策マニフェストに掲げられていた。新人議員でありそれを止める事ができなかった、力不足である。築地移転に関して、私ははっきりと反対をしていたが、2012年民主党は賛成に回るという決定をした。党をまとめられなかったのは、私の責任でもある。来期に向け「無駄を斬る」と私の公約に掲げている。党の公約についても、党の中で議論をして、公約を守るべく努力するしかない。

 

吉田さん

去年の夏まで民主党にいた。都立3病院の廃止に、最後まで反対しつづけた一人である。医療の地域格差はあってはならない。地域の医療を担保することを国がやる事を約束に、当時の医療のマンパワー不足、会派の過半数がそれに賛成をする中で、異論はありながらも従った。築地の移転に関しては、何が何でも反対ではなく、合理性のある解決を。住民の方が安心できるくらい水質・土壌の汚染が除去されるのであれば移転をしてもいいと。これからも食の安全を確保するため努力が必要。

会場2

新大久保で行われている人種差別・ヘイトスピーチデモに対して、どういう

対処をしていくべきと考えているか教えてください。 

会場:吉田さん!

 

司会:

では吉田さん、ご指名がありましたので。

 

吉田さん

56年前に在特会さんの集会に招かれ挨拶をしたので、その会の活動に全面的に賛同しているとご懸念されているのだろうと思う。ただ当時の彼らの活動は今と主旨の異なるもので、対馬は日本の領土であると主張をする活動で、当時それに賛成をした。現在の非常に急進的な活動、誹謗中傷には賛同できない。冷静に史実にもとづき、日本と日本国民の権利を主張すべき。

 

徳広さん

日本国民として、人間として、あらゆる差別や誹謗中傷は許されない。警備にも負荷がかかる。冷静になっていただきたい。大震災で、輪を尊び、絆を有する国民性が世界に報道されたところで、それを打ち消すような話にもなり、好ましくない。もし都議になったら、都議会でもそういったことを強く訴えていきたい。

 

植木さん:

極端な排外主義や極端なナショナリズムは非常に危険だ。今の憲法9条の改悪にも繋がる重大な問題だ。石原元都知事が、都議会で外国人差別の発言をしていた。猪瀬さんも(オリンピック問題で)謝罪はしたが、本質的には同じ発言だ。それに対して日本共産党以外のどの党も批判の声を上げないのはおかしい。国民の皆さんがもっと厳しく監視をし、是正していくことが大事だ。

会場3 

都でも横浜のように待機児童ゼロに取り組んで欲しい。男女平等の立場から女性の副知事を任命されてはどうか。

 

植木さん

横浜の待機児童0が高い評価を得ているが、数合わせではだめだ。保育の質も含めて考える必要がある。石原元都知事の時代から都は認可保育園に消極的になった。民間企業の認証保育園の例では、2008年に東中野パッピースマイル保育園が開園して2ヶ月でファックス一枚で突然閉園になった。原因は別事業に失敗し補助金をそれに使い、本体の保育園事業に響いたという事だった。認証保育園にはこういった問題があるので事務監査を厳しくさせてきた。スマート保育は全都で1000人しか作らないので全く不十分だ。保育の質という観点から保育士の配置基準が充実している認可保育園を求めるのは当然だと思う。女性副知事は知事が任命権を持っていて、それを議会で承認するという手続きになる。女性の幹部職員を色々なところに登用する件については私たちもたびたび議会で取り上げ、大事な事だと考えている。

 

西沢さん

スマート保育は中野区が先取りした政策で、猪瀬さんが視察した上で東京都で広めようということでやっている。ただ、予算規模が横浜の300億円に比べ、都では7億円と圧倒的に少ない。横浜の予算は行財政改革により財源を捻出した。これを都でもやるべき。待機児童問題が前々から言われており、なぜかと考えると、お金持ちの資産家、二世三世議員が政治家になる場合が多く、子供を育てる感覚がないからでは。保育所は特殊な施設だと思っている。都内の5割以上が共働きの子育て世代でまったく特殊なことではない。副知事については良い人をきちんと検討し選ぶのが重要、女性の副知事いいと思う。

 

大山さん

待機児は認可保育園の増設を中心にすえ解消する。横浜のケースは企業参入と詰め込み。待機児童のカウントの仕方も育児休業中の人は抜いたり、自宅待機の人は抜いたりで、認可保育園に申しこんでも入れなかったのは1746人です。保育にかかるのは人件費と食費で、儲けを優先したら激安スーパーの見切り品を利用するといったことも行われた。後は土地の問題だが、これも都有地、国家公務員住宅等で空いているところを無償に近い値段で出せばよい。このことを議会で発言したら、今回猪瀬知事も認可保育所を作ると言った。局長は積極的に都有地活用する、国有地の値段を下げてもらうよう国にも要望していると回答があった。こうすれば質を保ちながらできる。 

渡辺さん

みんなの党では待機児童問題は規制緩和を中心としてやっていこうと考えている。待機児童問題を一つの市場としてみた場合、需要があるということだが、企業が参入できないような規制がガチガチにあり、そこに供給、つまり保育園が生まれないという状態になっている。質を担保しつつ、その上で規制緩和で企業参入を促進していく。これによって企業が競争の中で育っていき、価格が安くなり、サービスも良くなっていく。これがみんなの党に共通した考え方。

 

吉田さん

私の8年前の初めての都議選の公約で、その1番目が日本の子育て支援をフランス並みにだった。日本の状況はフランスなど先進国と比べると大変劣っている。保育所をただ増やすだけではなく、本当はきちんと3年間育児休暇をとり、子供たちを自分たちで育てていける暮らしが欲しい。日本では3年間の育児休暇を取れないから働くわけで、フランスでは3年間きちんと所得が保障され、必ず4年目には復職できる、また復職のためのトレーニングもしてキャッチアップできる様にしている。その中で働きたい人に保育園を用意している。 

会場4

都議選だが原発について聞きたい。再稼動、新規建設を前提としなければ、20年代・30年代でなく、すぐにでも原発を止められる。廃炉に向かっての手続きをすすめるべきではないだろうか?憲法の問題で昨年4月に自民党が憲法の改正素案を出したが、これをきちんと読まれた方がこの中にいるかどうかもお聞きしたい。

徳広さん

みんなの党の政策担当であり、各党のもの全て読んでいる。再稼動の件だが、みんなの党は国際標準にのっとった安全基準をクリアしなければ認めるべきでないとしている。活断層の多い日本という現状では国際標準にのっとった安全基準を満たすのは無理だろう、現状で再稼動に反対、原発新設にも反対。みんなの党は徹底した競争原理を導入し、2020年代に火力発電の発電コストが原発の発電コストを下回ることでマーケットから原発は自然淘汰される。  

 

渡辺さん

原発の再稼動には反対。みんなの党は2020年代にゼロを目指す、電力自由化を行うことで目指す。自民党の憲法草案は読んでいる。みんなの党は改憲には賛成。

 

大山さん

人類は原発と共存できないのはあきらか。直ちに廃炉、再稼動はもちろんしない。自民党の憲法草案を読んで背筋が寒くなった。格調高い前文、基本的人権まで変えてしまう。憲法を守り抜きたいと思う。

西沢さん

原発ゼロにしていきたいと思っている。憲法については今の流れでは改正すべきではない、慎重であるべきだと思う。きちんとスミからスミまでは読んでいないが、ポイントは読んだ。再稼動の是非については反対。

 

植木さん

いま止っている原発をそのまま止める。大飯は動いているが活断層の存在も明らかなので、再稼動の問題も含めて原発には反対、エネルギー政策そのものを自然エネルギーの活用など抜本的に変えることを提案。憲法については、自民党草案を読んだが大変驚いた。9条の国防軍の話だけじゃない、国民が政権を縛るのが憲法の役割だが、逆に、国が国民を縛る、権利を制限する、民主主義を制限するものだ。かつての侵略戦争の時代の憲法に立ち戻るような内容になっている。

 

浜田さん

私は都議会議員を目指すので、原発の問題は都民の皆さんが参加できる住民投票を実施するということでやっていきたい。民主の方針もあるのでこれを支えていきたい。なによりも情報公開、安全性がしっかり議論されること。自民党の憲法草案は読んだが、これ自体が憲法違反だと思う。憲法前文、平和憲法、基本的人権の項目は変える必要がないと思う。憲法の精神がまだまだ生かされない部分があると思っている。

 

吉田さん

原発についてはエネルギーだけの問題で考えるのではなく、安全保障の問題も考えなければならないと思う。地上に原発が並んでいて、北朝鮮や中国からミサイルが降ってきてどうするのだ、こういうことも考えた上で原発のリスクを考えなければならない。しかし現実にいま電力が不足して、例えば病院の電気もなくなってしまう、必至にセーブしながらも再稼動しなければならない局面が来るかもしれない。本当に絞り込んだ時の電力の需給状況はわからないが、国全体でしっかり調べた上で最終的に合理的判断をすべきだと考える。憲法については改正すべきだと考えている。自民党の改正草案は読んだ。

 

以上