ディスカッション(自由質疑応答)

都議会議員の報酬は高すぎませんか?

おばた健太郎さん/生活の党

個人で考えると多いと思いますが、事務所を構え、秘書を2人雇うと考えると高いのか安いのか分からなくなります。報酬をすべてポケットに入れるかどうかが大きい。

 

とくとめ道信さん/共産党

高いと思います。政務調査費は第二の議員報酬として受け取る議員が多いですが、1円も個人で使うべきでない。都議会での活動報告に関してや、去年で言うと都がやらなかった放射能測定用の器材などに使いました。

 

みやせ英治さん/みんなの党

超高いと思っています。これだけ経済状況が厳しい中、1800万もらうということが民間ではどういうことか、ということが理解されていない金額だと思います。きちんと議員活動をし、能力と結果。アウトプットに対して評価した上で満額支払うかどうかという査定をしたほうがいいくらいだと思っています。やらない人はその分に応じて減らすべきだと思っています。どう考えても政務調査費も月60万かかるというのは高すぎると思っています。

公務員改革を掲げている政党であり、官民格差は大きすぎると思っている。

ただ選挙には非常にお金がかかります。

 

改憲について。都議会として何かできることはあるのでしょうか?

(とくとめ道信さん/共産党)

党としては3月の定例都議会で憲法を変えることに対する意見を都知事に聞いています。

都知事は変えることは必要だと答弁をしています。

少なくとも昨年発表された自民党の改憲案を一度見ていただきたいと思います。

請願も大事だし、何よりも選挙の中で自分の意見を託すのが大事だと思っています。

(自民党改憲案)

https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdf

  

みやせ英治さん/みんなの党

私は海外のNGO活動で戦場を経験していて人が死ぬのを見てきています。みんなの党は9条を変えたいのではなく、地域のことは地域で行なう道州制に変えるようにしたいということを打ち出しています。96条の改正については党と私個人の意見は異なっています。憲法を変えるためのルールを変えるという改正に私個人は反対です。

 

おばた健太郎さん/生活の党

生活の党は、96条の改定規約の改正に関しては明確に反対を出しています。

改憲についての議論をすることは否定はしませんが、今の自民党の96条の改定案に関しては明確に反対します。

私の個人的な意見としては、今の憲法は権力が暴走しないためのものだが、今の自民党の憲法案では、国民に対してさまざまな義務を追加するという規定が多く盛り込まれています。その点からこれは改善ではなく改悪の憲法ではないかと考えています。都議会としては国に請願を出すなども考えられるが、今後も都として何ができるか考えていきます。

 

地域のニーズと都全体の利益が相反する場合、そこに各会派の党議拘束がかかってきた場合、その判断基準をどうお持ちですか?

みやせ英治さん/みんなの党

みんなの党は政策を決めるにあたって、国会議員も地方議員も、みんな会議室に集まって同じ立場で議論をして政策を作ってゆくという政策の作り方をしており、「東京アジェンダ」(政策集)を作るにあたっても各区の現状(板橋の)を盛り込んだものになっています。実際に今(さきほどの)96条の改正についてはうちの党の中でも揺れている部分はありますが、トップダウンで政策が降りてくるのではなく、フラットにみんなで話し合って政策を決めてゆく場があるというのがみんなの党のよいところだと思っています。

 

おばた健太郎さん/生活の党

生活の党は生まれたばかりの党ですが、その前の前の国民の生活が第一という党だった時に「この党は党議拘束を設けない党にする」ということが決まりました。それは生活の党も引き継いでいます。党内で議論はしますが、最終的には自らの決意で賛否を出します。

 

とくとめ道信さん/共産党

地方自治法には自治体は住民への奉仕、福祉の拡充と書かれています。

住民が主人公なんです。だから共産党は共産党の党利ということは常に考えず住民が主人公のことを応援します。もちろん同じ問題をめぐっても意見は分かれるが、住民のみなさんの意見を聞いて通してゆくというのが共産党の基本です。

 

板橋区内の首都高速を使って原子力発電所に核燃料が運ばれていることを都の問題としてどのようにお考えですか?

おばた健太郎さん/生活の党

生活の党は、脱原発は1丁目1番地の政策。

私は勉強不足で都内を核燃料が通っているというのをはじめて知りました。

原発の問題をなんとかしてゆきたいと思っていますので。

これから活動してゆきたいと思っています。

 

とくとめ道信さん/共産党

こういった危険な物質を都内など街のなかを通すことが許されるのか?という問題は大きな声にする必要があると思う。

原発再稼動の問題とともに必ず出てくる問題なので、原発再稼動を反対する問題とともにこの問題もとりあげていかないといけないと思っています。また、アメリカの原子力空母が東京湾を通っていることも同様です。本当に危険性を明らかにしてやめさせるべきだと思っています。今、横須賀を中心に原子力空母の問題も起きています。

去年に石原前都知事が事故後、東京湾や千葉ののこぎり山に原発を作っても安心だと都議会で言っても、共産党以外は誰も批判しませんでした。(会場 笑)法律上許されないし驚くべき発言ですよ。本当に原発の放射能汚染の問題を国民が知るようにして、そういうものを人口密集地で通すのかということを明らかにしていく必要があると思います。

板橋で問題になったことで私も最近知ったんです。この問題は大きな世論にしていかないといけないと思いますよ。

 

みやせ英治/みんなの党

私は原発は反対している立場です。

 イラクで劣化ウラン弾の後遺症で苦しむ人たちに医薬品を提供してきました。

現場でよく見てきている立場から、放射能の危険に関しては明確に反対です。

 

築地の移転問題について?

とくとめ道信さん/共産党

築地移転に関して4年前にこれは一丁目一番地だと言って第一党になった政党がこれを投げ捨てたそれはほんとうにひどいことだったと思っています。

 

みやせ英治さん/みんなの党

個人的には築地移転は反対です。

 

おばた健太郎さん/生活の党

築地問題に関しては、文化を大切にしたいという点、汚染問題の点からも移転には私は反対しています。古いものを大切にして継承していけなければ東京から文化の発信ということはいえないと考えています。

 

これだけは言っておきたい!・・ことは。

みやせ英治さん/みんなの党

私の原点は、自身の実際の10年以上の経験の中で培われたものです。

なぜ政治なのか?私の後輩が25歳の若さで仕事を苦に自殺しました。なぜその後輩が死んだのか、一生懸命やっている人間がどんどん追い込まれていって自殺してしまった状況を変えてゆくのはやはり政治ではないかと思って参りました。

私は今36歳で自分の言ったことにこれから30年間責任を持てる年齢です。

みんなの党は政党対政党の関係でなんでも反対するという姿勢ではなく、よいものはよい悪いものは悪いという姿勢を打ち出すスタンスを持った政党です。

私が一番大切にしてゆきたいと思っているのは、駅頭に始発から終電まで立ちそこでいろんな皆様の声を謙虚に聞いてゆきたい!そういう姿勢をずっと忘れないでいたい!ということです。

今日お二人のお話を聞いて勉強になった点もあり、自分に足りないところは謙虚になって今後やっていきたいなと考えています。

いろいろ話しましたが、東京都全体のためという気持ちももちろんありますが、やはり自分の故郷、板橋のために働いてゆくというのが自分の原点です。35年ここにいて年々さびしい感じを感じています。板橋区の予算も6割が福祉予算になってしまっています。一方都には予算がありますのでそのお金をふるさと板橋のために使えるようにしたいと思っています。地元の人にかわいがられて育った自分は板橋のみなさんのために板橋をあきらめないという姿勢で頑張りたいと思っています。

 

おばた健太郎さん/生活の党

私は子育て・生きる力・教育のことを一生懸命やるのはもちろんなんですが、福祉一辺倒ということではなく、生活を楽しく、社会にやさしくするということがやはり一番大切だと考えています。そのために考えているのは、たとえば板橋区を車で走っていると感じるのはやはり道路の使い勝手が不便ということです。道路を整備してゆくということも大切だと思っています。しかし道路に6000億円かけて教育に600億しかかけないというのはバランスが悪いと考えています。そのバランスの是正が必要だと考えています。

先ほど築地の件で某党の話がでましたが、私の党は「誰かの」私党ではなく(会場 笑)、消費税増税に反対した者で集まってできた党で、選挙の際に公約としたことを選挙後に勝手に翻すということは絶対に致しませんので、その点は党の姿勢としてお約束させていただけると思います。

今後もぜひお声がけいただいてお話させていただけたらと思います。

 

とくとめ道信さん/共産党

今日はお話させていただきましてありがとうございました。

私の原点は2つあります。ひとつは住民の困難解決のために具体的に頑張るという姿勢です。それを具体的に実行したひとつの例は東日本大震災での現地への支援でした。それは自然災害への対応が主でしたが、そこでは政治のゆがみによる苦しみもたくさんありました。地方分権ができていないこともそのひとつです。いざ震災から住民を救おうとしたら行政がどうしてもかかわってきます。その行政との隙間をひとつひとつ埋め、全国から集まった10億の支援金を配ってゆきました。地元板橋・東京に戻って改めて状況を見てみますと、政治のゆがみ、手抜き、住民不在の政治のせいで被害が出ているのが分かりました。政治のゆがみがもたらした苦境を救うのに全力を費やしたいと思います。その一番のよりどころは憲法にあると私は思っています。主権在民・国民こそが主人公という当たり前の政治を板橋でも東京でも国政でも作りたいと思っています。

そのために共産党には持ってくる人もいませんが、企業献金も政党助成金も一度も受け取らない、みんなと力を合わせて頑張るということを大切にしてやってきました。

国民が主人公ということを大切に都政に活かしてゆきたいと思っています。

今日はありがとうございました。

 

※ご出席に関しては、すべての候補予定者に依頼をしており、ディスカッションには、おばた健太郎さん/生活の党、おばた健太郎さん/生活の党、おばた健太郎さん/生活の党 の3名がご出席に応じてくださいました。